ケーキ屋・スイーツ店バイトの仕事内容と評判|きつい?楽? メリット・デメリットを解説
大好きなケーキに囲まれてバイトがしたい、と考える学生も多いのでは? 今回はケーキ・スイーツショップの仕事内容や実際にアルバイト経験のある学生に聞いた仕事の感想や評判などを紹介します。
仕事内容
ケーキ屋・スイーツショップのアルバイトの主な仕事には、「販売スタッフ」と「製造スタッフ」の2つがあります。
販売スタッフ
ケーキやスイーツなどを並べたり、レジでの会計、店内の清掃などが主な仕事です。カウンターでラッピングや箱詰めを行うこともあります。イートインスペースがあるお店では、ドリンクや軽食の提供など、カフェ業務も担当します。最初は、商品の名前や価格など覚えることがありますが、未経験でも挑戦できるアルバイトです。
製造スタッフ
ケーキなどのスイーツを作るのが主な仕事ですが、お店の中でイチからケーキを作るのか、チェーン店に多い工場である程度出来上がったケーキの最後の仕上げをお店でやるのかによって、担当する仕事が異なります。イチから店内で作るお店では、生地やクリーム作り、オーブン操作などのサポートをすることもあるようです。チェーン店での製造スタッフの募集では、店内のスタッフよりは、工場でフルーツの皮むきや袋詰めなどの単純作業のライン生産を担当する募集が多いです。
時給・待遇
給与は、東京都心部などでおおよそ時給1300円前後~(※)という店舗が多いようです。
また、ケーキショップにとっての繁忙期であるクリスマス時期は、シフトに入ってほしいという要望をされるだけでなく、期間限定で製造や販売の短期アルバイトの求人が増えます。シフトは半日~1日も多いので、その時期は1日に1万円以上稼げることもあります。
(※)2025年4月現在:タウンワークマガジン調べ
ケーキ屋バイトのきついところ
ケーキ屋バイトのきついところで多い意見は、「商品の扱い方」「週末やイベント時期の忙しさ」「体力面」がありました。
・ケーキを崩れないように持ったり詰めたりすることに、慣れるまでは緊張しました(20歳/大学2年生/女性)
・たまに理不尽なことを言ってくるお客様もいてきつい時があります(21歳/大学3年生/女性)
・クリスマス・バレンタイン・母の日などの繁忙期は一日中お客様が途切れず、次から次へと接客・包装・会計をこなさなくてはいけません。いつも以上にスピードと正確さが求められるため、体力的にも精神的にも大変です(19歳/大学1年生/女性)
・最初にパンの名前を50個くらい覚えなければいけなかったため、1人でレジを打つのがとても大変でした(21歳/大学3年生/女性)
・基本的に立ち仕事なので足が疲れます。スニーカーではなくパンプスやヒールのある靴を履く必要がある店舗だったので、つま先が痛くなることもありました(19歳/大学1年生/女性)
ケーキ屋バイトの良い・ラクなところ
ケーキやスイーツの試食ができたり、余ったらもらえる機会が多い点が、スイーツ好きにはたまらない魅力のようです。仕事自体は比較的簡単で、覚えてしまえばラクという声もあります。デコレーションや、包装の仕方を学ぶことができるのも楽しみのひとつのようです。
・季節限定の商品を試食させてもらえたり、余った商品をもらえることもありました(22歳/大学4年生/女性)
・ケーキ屋のアルバイトは女の子が多いので、スタッフ同士仲良くなれるし、作業は簡単なので、慣れてきたら楽な仕事で楽しいです(20歳/大学2年生/女性)
・スイーツやラッピングの知識が身につくし、 ケーキの種類や材料、ラッピングのコツなどを学べるため、自分でお菓子を作ったり、プレゼントを包むときに役立ちます(19歳/大学1年生/女性)
・特別な日のためにケーキを買いに来るお客様が多いので、接客を通して幸せな気持ちになれます。「ありがとう」と言われるとやりがいを感じます(19歳/大学1年生/女性)
・ケーキなど甘いものが好きなので、甘いものに囲まれて仕事できるのが楽しいです(23歳/大学1年生/女性)
※ケーキ屋さんの1年で一番の繁忙期「クリスマスケーキ」の短期バイトの仕事内容や実際の評判はこちらで紹介しています
2025年2月 大学生アルバイト調査/N=1577/調査企画リクルート/調査協力マクロミル
※更新履歴:
2021年8月6日、2022年7月28日、2023年7月21日、2024年3月21日、2025年6月23日
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。